青汁と高血圧〜青汁ができる、高血圧へのアプローチについて

「高血圧症」は、脂質異常症や糖尿病と並んで、三大生活習慣病と言われている症状です。

「高血圧だ」とされた人の割合は、実に3人に1人。もちろんこれは、「高血圧というものがそれだけ認知されて、多くの人が検査を受けるようになった結果だ」「基準が厳しくなったからだ」ということによる数字だとは言えるでしょう。しかしそれでも、多くの人にとって、「高血圧」が身近なものであることを示すには十分な数字だと言えます。

青汁は、血糖値やコレステロール値に対してアプローチできる可能性があるものです。 血圧に対してはどうなのでしょうか? 高血圧が起こるメカニズムとそれの症状をあげながら、青汁ができるアプローチについて見ていきましょう。

高血圧の原理とメカニズム

私たちが当たり前に耳にしている「血圧」というのは、心臓から送られてくる血液が、血管に対してかける圧力のことを指す言葉です。人間の体は常に血液が駆け巡っている状態ですから、この血圧が0になることはありません。

血圧は、収縮期血圧が〜139、拡張期血圧が〜89までが「正常値」とされています。これが、収縮期が140〜159、拡張期が90〜99ならば一度の高血圧、160〜179、100〜109ならば二度の高血圧、そしてそれ以上は三度の血圧とされます。

ただし、年齢によって血圧の基準は異なります。たとえば75歳以上の人ですと、145・85が一つの基準となります。

血管にかかる圧力が大きくなると、当然血圧は上昇します。これは、血管がなんらかの原因で狭くなっているのが主な原因です。

高血圧になると何が起こるのか

高血圧は、実はそれ自体が、発熱をもたらしたり痛みをもたらしたりするものではありません。そのため、よほど血圧が高くならない限り、自分自身では血圧が高いことに気付かないと言われています。

自覚症状がなく、しかも静かに忍び寄ってきて、死に結びつくようなダメージを与えることから、高血圧は、しばしば「沈黙の殺し屋(サイレントキラー)」などの呼び名で呼ばれます。

高血圧が問題なのは、「血圧を高くすることにとって、動脈硬化などを引き起こす」ということにあります。これによって脳血管や心臓の血管悪影響を及ぼします。心筋梗塞や脳梗塞といった、致死率が高く、またたとえ助かったとしても後遺症が残りやすい恐ろしい症状を残すのが、高血圧なのです。

高血圧はなぜ起こる?

では、高血圧は何が理由で起こるのでしょうか。

実はこれについては、解明できていこともあると言われています。 ただ、「遺伝」が大きな影響を与えていることは確かです。両親が高血圧だった、という場合は子どももそれを引き継ぐ可能性があります。

次に、「ストレス」。ストレスは、肌・心・体の全てに悪いダメージを与えてきます。「仕事で失敗して血圧が上がった」というのは、よく耳にする言葉なのではないでしょうか。

次に、「塩分のとりすぎ」が挙げられます。現在は「塩分と高血圧は関係がないというのではないか」という意見もありますが、危険要因だと考えておいた方がよいでしょう。

次に、喫煙と過度の飲酒。喫煙は昔から体に悪いと言われており、現在では副流煙などを着にする人のためもあってか、喫煙ルームが用意されるようになりました。お酒は百薬の長とも言えますが、それでも、過ぎたる酒量は体に悪影響を与えることは忘れてはなりません。

そのほかにも、肥満や運動不足も大きな問題になっている、と専門家は指摘します。

青汁と高血圧の関係

さて、ここまでは高血圧のメカニズムや原因について見てきました。

青汁が高血圧にアプローチできる範囲は限られています。ただ、「食事を見直す」ということは、高血圧治療の基本です。

青汁に高血圧対策によい、とされているのは、青汁に含まれるカリウムによります。カリウムはナトリウムを外に逃がす効果がある物質です。それによって、血圧を下げることができるのです。

青汁には大量のカリウムを含む野菜類がたくさん入っています。大麦若葉やケールなどによく含まれており、これによって血圧低下に尽力します。大麦若葉もケールも家で調理すれば一番いいのですが、生のこれらは手に入りにくいものです。その分、青汁ならばどこでも買うことができますから、とても便利です。

1日に1杯〜3杯と、手軽に飲んでカリウムを補給できることは、高血圧に悩む人にとって、とても心強いことでしょう。

青汁自体はメリットの多い飲み物ではあります。高血圧だけでなく、高コレステロールや高血糖に対しても、栄養面からアプローチできます。

しかし青汁を過信して病気の薬を飲まないでいることは命に関わります。また、青汁が「万能薬」としてどんな類の高血圧でも下げることができる、というわけではありません。

ただそれでも多くの人が興味を持ち、青汁に手を伸ばすことは歓迎されるべきことです。