青汁の原材料として有名な「明日葉」「ケール」「大麦若葉」の栄養と効能

青汁は緑色の野菜を原料として作られているものですが、そのなかでも、さまざまな青汁に配合されている「人気の原材料」というものがあります。

それが、「明日葉」「ケール」「大麦若葉」です。 この3つの、その栄養素や効能を取り上げていきます。

ケールに含まれている栄養素と効能

「ケール」は、青汁の原材料として非常に有名なものです。

豊富なビタミンC、豊かなβカロテン、カルシウムを含む野菜であり、非常に栄養価が高いのが特徴です。

ケールは、日本においてはそれほどメジャーな食べ物ではありません。その原産地は地中海地方であり、アブラナ科アブラナ属に分類されています。江戸時代に日本にわたってきたとも言われていますが、「ケール」「生野菜」というかたちで、日本で使用されることはあまりないと言えるでしょう。ただ、このケールが改良されて作られた「キャベツ」などは、私たちの食卓によく上がるものです。

1年を通してとることができるため、青汁の原材料にはぴったりです。 ビタミンCの持つ抗酸化作用や美肌効果、ビタミンA(βカロテン)の肌を整える力、骨と強い関わりを持つカルシウムが、健康と美容を支えることに非常に役立っています。

大麦若葉に含まれている栄養素と効能

大麦若葉は、少し不遇な野菜かもしれません。

なぜなら、ケールを主体とした青汁を作っている会社のホームページなどで、「大麦若葉と比べると、ケールの栄養素はこんなに優れている!」などのようなかたちで取り上げられてしまうことも多いからです。

ただ、この大麦若葉は、ケールと同様、体にとってとてもよい食べ物だと言えます。

大麦若葉の起源は古く、1万年前にはすでにあったと言われています。また、日本に入ってきたのは1800年前と、これまた古く、日本にとってもなじみ深い食材と言えます。ただし、 青汁に求められているような大麦の「若葉」が注目されるようになったのは近年のことだと言われています。

この大麦若葉には、大量の食物繊維が含まれています。食物繊維は青汁のなかでも非常に大切な成分です。これによって体の老廃物を体外に押し出すことができます。

便が体の中にあると、それがまき散らす毒素によって肌がダメージを受けることもあります。肌荒れの原因は実は便秘だった……ということもありうるのです。大麦若葉は、このような厄介な便を処理する役目があります。

青汁は、男性も女性も飲めるものです。ただ、大麦若葉の入った青汁は、女性に対して特に強い効果を示します。

日本人の女性は、鉄分が不足傾向にあると言われています。その結果、鉄欠乏性貧血を起こしたり、鉄欠乏性貧血予備軍になったりします。

しかし、大麦若葉にはこれを防ぐための鉄分が含まれており、このような症状をケアしてくれます。さらに、クロロフィルという成分によって、「血液をつくる」という大役も果たしています。 また、大麦若葉もビタミンCを豊富に含む食材です。

明日葉に含まれている栄養素と効能

「今日摘み取ったとしても、明日にはまた新しく葉っぱを出す」――このような特徴から、「明日葉」と名付けられた植物があります。

ケールも大麦若葉も、海外から伝わってきた植物です。対して明日葉は日本を原産としており、温かい地方でよく育ちます。非常に生命力が強い植物であり、その強さは特筆に値するものです。

明日葉には、ビタミン群が多く含まれています。上の2つにも含まれていた「ビタミンC」も入っているのですが、血をつくることに関わるビタミンB12やダイエット効果・糖尿病のリスクを軽減してくれるビタミンB2を持っています。

加えて、遺産の分泌を調整する役目を担う「カルコン」というポリフェノールの1種も入っています。お酒のパートナーとして使うことができるでしょう。また、このカルコンは、かなり貴重な成分でもあります。明日葉以外の野菜にはほとんど存在しない栄養分であり、強い酸化作用を誇ります。

ほかの成分とも合わせて快適な青汁ライフを

ここでは、青汁に含まれていることが多い「ケール」「大麦若葉」「明日葉」に着目しました。しかし実際には、この3つだけでなく、さまざまな原材料を使った青汁が販売されています。

ここでは取り上げなかった「レモン果汁」を、飲みやすくするための意味もあって加えている、という青汁もあります。

青汁は、健康食品としての古い歴史があります。そのためか、そこに配合される野菜も現在では多様化しています。もちろんそれらは体によいものではありますが、「どれを選ぼうかな?」と迷ったのであれば、定番のこの3つを配合した青汁を飲んでみるのもよいでしょう。